鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

伯母参観。

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昨日、お義姉さんが長男の様子を見たいと言うので養護学校まで行ってきました。å

特別活動の時間は、生徒会委員会活動でした。

委員会は中学部、高等部合同でやります。

長男は私の希望で「環境美化委員」になりました。

得意の掃除で学校の中を綺麗にしていただきましょう。餭餭餭

高等部の先生の様子などあまり見る機会がなかったのでちょうど良かったです。



次は体育の授業です。

体育は中学部1~3年合同でやりますが、重い子と軽い子で分けてあるようです。

軽い子たちは音楽の授業でしょうか?

月末の運動会に向けて、いよいよ練習が始まりました。

ラジオ体操のあと、100メートルを走ります。ޥ饽

長男は意地汚い男ですから、1位の子にピッタリくっついて走り、ゴール5メートル手前で抜き去っていました。狼

マネマネ君だからとはいえ、俗に嫌われるタイプのようです。



驚いたのはどの子も先生の付き添いなしに上手に走りきったところです。

さすが!中学生ともなると大したものです。

100メートル走はトラックの4分の3をグルリと回るのですが、みんな上手にコーンを回っていました。

問題は本番ですね。

親御さんがたくさんいる中でしっかりと走り切ることができるでしょうか?



全体的に見て、長男は家では私が逆に介助されているようにアレコレ私の身の回りの世話をしてくれますが、学校だと非常に先生や友だちへの依存度が高くなります。

真似したいからというより、知的レベルが低くて理解力や判断力が足りないせいでしょう。

家では見えない部分がたくさん出てきますね。

やはり、5年後に社会へ出て行くことを念頭に、地域で生きる力を少しでも身に付けさせていく必要があるのだなあと身にしみて感じました。

それと、長男のような重度の子でも普通に社会参加できるような世の中に私たち一人一人が変えていく努力を重ねていかなければいけませんね。

もっと移動支援や移動介護などのサービスが当たり前になるような地域へと富山も変わってほしいと思います。