鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

三者面談しようよ!!

エスカレーター式に進学する養護学校の高等部。

それでも、県の教育委員会によって入試選抜が行われるとしたら、やはり本人と保護者の意志を確認する上でも三者面談は必要ではありませんか?

たとえ形式的なことであったとしても、進学する意志を確かめて願書を渡すものだと思いますが、私は古い考えの持ち主なのでしょうか?

我が家は長女が健常ですから、高校受験もそれなりの手続きと段階を踏んできました。

最近は一人っ子のしょうがい児も増えつつあります。

そうした子の親御さんは訳もわからず高等部に進学させられて不憫に思うのは私だけでしょうか?



また、最近目立ってきたシビアな保護者に対応するためにも、三者面談は必要ではないかと思います。

先日の入試説明会でも欠席者が数人いました。

もしかしたら体の具合が悪かったのかもしれませんが、「どうせ子供が願書持ち帰ってくるんだから、わざわざ学校までいく必要もないわ。」と思っていたとしたら、高等部の品格にも関わることです。

そうした保護者への対応策としても三者面談は有効なのではありませんか?

三者面談に来ない保護者には願書を渡さなければ良いのです。

「午後から仕事に戻るから12時までには受験を終えろ!」などという保護者も出なくなるのではないでしょうか?



昨日、たまたま地元中学に通う長男の同級生のお母さんと話をしました。

先日の面談でも志望校が決まらず、2月にまた面談するため学校に行くことになったそうです。

言い方は悪いですが、出来の悪い子ほど進路決定は難しいもので、出来の悪い子ほど面談は何度も繰り返すものだと思います。

またその分、合格したときに心底「おめでとう」と言えるのです。

真似っこの受験なら願書も書かなければ良いのです。

中途半端なシステムはすなわちしょうがい児を冒涜していることと同じです。