鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

ラジオ体操。

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ようやく雨が止みました。

朝から晴れているのは久しぶりのことです。

長男は今日からラジオ体操に行きました。

中学生でラジオ体操に参加する子はいないのですが、養護学校に通う子にとってラジオ体操は貴重な社会参加の場です。⤯

今年の目標は一人でラジオ体操に参加し、判子をもらい、無事家に帰ってくることです。

5年生までは私が毎朝付き添っていました。

6年生のときに一人で行かせようと思ったのですが、てんかんの発作が起こってしまって無理でした。

薬のせいなのか全く早起きができなくなってしまったのです。

今年はお陰さまで体調も良く、再びラジオ体操に参加することにしました。

朝起きて、着替えを済ませてから「ラジオ体操に行っておいで」というと、スタスタと玄関に出て、キックボードを蹴っていきました。å

ラジオ体操の場所は近所の公民館です。

近年新しい分譲地が増えて、小学生もこの地域だけはたくさん増えました。

あとから私も行ってみました。

写真はもう体操が終わってしまって、判子をもらいに並んでいるところです。

長男は判子の列には並ばず、リーダーさんが判子を押すのを珍しそうに眺めています。

結局一番最後に並んだ子のあとに判子を押してもらいました。

1日目なので、リーダーさんに「毎日判子お願いネ」と頼んでおきました。

リーダーさんは「わかったよ。」と言ってくれましたが、私は息子をお願いしたつもりでも、リーダーさんは判子を押す仕事を頼まれたと思っているかもしれません。ޥ

夏休みの貴重な期間にいろんな人に顔を覚えてほしいと思います。

もう中学生になると小学生主体の行事には参加できませんから、ラジオ体操っていうのは本当にしょうがい児にとって貴重な地域参加の場なんですね。