最後の夏。
先日、夏の高校野球富山県大会決勝戦を見に行きました。
恩師の息子さんのチームは残念な結果になりましたが、例え優勝しても甲子園には応援に行かれない私には、これが最後の応援になりました。
3年間たくさん楽しませてもらいました。
私はこれで本当に恩返しができたのでしょうか
長男が養護学校に入学した2000年の夏。
炎天下のグラウンドでたった2人で走る姿を見ました。
以来、私の進む道は決まったのです。
あの日、あの光景を見なければ、私は長男を果たしてここまで引っ張って来られたでしょうか?
その後もたくさんの素晴らしい先生に出会いましたけれど、すべての原点は小学部1年生にあったのです。
県大会が終わった今、もう私は恩師に会う口実を失ってしまいました。
次に会うときは、長男の卒業報告でしょうか?
これからは長男を立派な社会人に育てることが恩返しになります。
本当に10年間ありがとうございました。
心より感謝申し上げます。