しょうがい児の芸術作品。
22日は長男の養護学校の学習発表会です。
中学部は毎年1~3年生まで全員でステージ発表をします。
今年のテーマは日頃の学校の様子をたくさんの人に見てもらおうということで、うちの長男は総合の学習でやっている「茶道( ^^) _旦~~」を発表します。
予行を見に行ったお母さんから「しっかりして上手やったよ。」と連絡がきました。
当日が楽しみです。
ステージ発表の他に、作業で作った作品の販売もあります。
また、授業で作った美術作品も全校で飾られます。
写真は去年、6年生の時に作った作品です。
当時の写真なので色鮮やかですが、今はすっかり汚い色になってしまいました。
養護学校に入学してからこの季節になると思うことがあります。
自分の力で絵や工作が作れるお子さんはいいですが、重度のお子さんに対する美術作品に過剰な演出を加えるのは良いことなのでしょうか?それとも悪いことなのでしょうか?
その昔、私は連絡帳で先生に質問しました。
長男の作品を見て、うちのお姉ちゃんに「これ、長男が作ったんだよ。」と言ったところでお姉ちゃんは信じないでしょう。
「違うよ。先生が作ったんでしょ!」って言うと思います。
これが本当に長男の作品だと言えるのでしょうか?
あなたならどう思いますか?
先生の答えはね。
「作品そのものよりも、作ろうとするその過程での努力を評価してあげてください。」でした。