カードによる支援ツール。
昨日、副担任が長男用のツールをこれから使用したいと思うのでお母さんにも見せたいと写真のファイルをカバンの中に入れて長男に持たせていました。
部活のお迎えで会ったのだから、口頭で言えばいいものを。。。
小学部のときはカードも大きなサイズで、種類も大まかなものでした。
今度のは携帯できるようコンパクトサイズです。
中学部はあちこち授業で移動がありますから、常に携帯するために作ったのでしょうか?
でも、私は自閉症児の母でありながら、支援ツールに関しては否定的です。
何故なら型にはまった人間になってしまいそうで嫌なのです。
ただ、時々「誰のことを話しているのか?」、「どこでの話なのか?」分かってやれないことがあるので、ある程度の写真カードは必要かな?とは思います。
でも、本人の理解を超えるツールは必要だとは思えません。
例えば、うちの長男は目を指差し、「僕は怒ってるんだ!」と周りの人に教えてくれます。
それなのに、わざわざ「怒る」という顔のカードを作る必要はないですよね。
また、咳パニックのある長男に、その怒りを押さえるツールを作ろうとするとこれも微妙。
見ていると長男は咳もくしゃみもあくびもゲップもしゃっくりも、泣き声もうめき声も笑い声も全部気になるんですよね。
とりあえず、「ツールを作るときには私に相談してください。いつでも学校に行きますから。」というふうにはお願いしておきました。
こういう時こそ小学部の時の先生や母親との連携が大切ですよね。
本人支援が有効に働くようにたくさんの人の手が必要になってくるのではないでしょうか?