鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

今養護学校が変わる・・・続編。

昨日私が提示した養護学校の教室不足について、いつもコメントくださるまっきーママさんから助言をいただいたので、コメントだけでは勿体なくて取り上げてみました。



分校となると、管理職が必要になりますね。

分教室だと、リーダーだけでいいことになります。

指示系統が複雑になるし、ある意味、分校の場合、進路も独自開拓が必要になるようです。(一つの学校のような扱いになるということです)

分教室は、高等部独自の取り組みになる場合が多いので、高校の空き教室をつかうということになるのですが、本当に「お客さん」ですよね。

お客さんの割には、特別教室(PCルーム・図書室・調理室・体育館など)の使用には、大きな制限があります。

しかも、高校側の生徒は理解を示しても、保護者が難色を示すと言うこともあるようですよ。

大学進学を中心に考えているような高校の場合、迷惑とはっきり言いに来る親もいるそうで・・・。

相手側もあるということなんです。

難しいよね、本当に。

神奈川では、本校に通う子と分教室に通う子の間にも、格差があるようで・・・。

分教室に通えるのは、優秀な子だけ、みたいな暗黙の了解もあったりするのです。

実際は、本当に難しい。

難しい取り組みなんです。

神奈川だけと思いますが・・・。

よそで、すばらしい取り組みがあれば、教えていただきたいです。




こういう問題点は全国的なものだと思います。

しょうがい児への教育は理想論だけでは済まされない問題が山のようにあるのです。

しょうがいの軽い重いで、「お前は分教室。お前は本校。」だなんてより分けられたらたまったもんじゃありません。

富山はこれから教育委員会で検討されますが、どんな形になっていくのでしょうか?

うちの長男は3年後どんな高校生活を送っているのだろう?