鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

早川先生来訪。

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先週末、地元の通所更生施設にて例の早川先生をお招きしての「夏休みお楽しみ交流会」が開催されました。

いつもショートステイを利用している地域しょうがい児とその家族が集まりました。それとサクラかな?ボランティアの学生さんも数人来ていました。

早川先生は、「今の子供たちは遊ぶことを知らない!しょうがい児も不登校児も大人が必死になって遊んでやることでどれだけでも病んだ心を癒すことが可能である。」というのが信条の方です。

以前養護学校の先生をしていた時に、子供たちにかくれんぼを指導したそうです。

そうしたところ、自閉症のお子さんが公園にあった木の葉を裏返したり、表にしたりして、かくれんぼのような表現をするようになったという事例を出していました。

また大学の講義にいった時に、神経症になった学生が何気なく皿回しをしたことで、忘れていた子供時代の遊びを思い出し改心することができたという話もなさっていました。



早川先生の指導の下、子供の体を擦って体でコミュニケーションを取ったり、またいろんな面白い遊具を紹介していただきました。

子供たちの中には、初めて目にする遊具に大きな声を上げてはしゃぐ姿が見られました。Ӥä

確かに、今の子供たちは自然の中で思いっきり遊ぶという経験が足りないようです。

早川先生のおっしゃるとおり、大人が遊べないことがすなわち子供を遊べない子にしているというのは本当のことでしょう。

せっかく立派な考えをお持ちなのですから、あまり強引に人を引き入れたり、或いは弱者から高額な講演料を徴収するなどといった面を改善されたら良いのになあというふうに私は感じました。