鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

夏休み嫌いですか?

いよいよ今週末は終業式です。

長い長い夏休みに入ります。

市立の小中学校عは24日から夏休みですから、ほぼ1週間ほど早く始まります。

これにボヤくお母さん方が多いですが、県立学校なのですから普通の高校とシステムが一緒になるのは当然のことです。

むしろ、特別支援学校は高等部まで給食ѥがいただけるわけですから、県の教育委員会に感謝すらしなくてはいけません。

兵庫県などは中学校からもう手弁当ですからね。



夏休みも随分過ごしやすくなりました。

先日の富山型デイサービス事業所が一堂に会したフォーラムでは、8割は老人介護についての話でしたが、あとの2割はしっかりとしょうがい者(児)について話合われています。

地域で過ごすしょうがい児たちにたくさんの手が差し伸べられようとしています。ܤϡ

私たち当事者がのんびりしている中、事業所の方々の真剣な取り組みを見て恥ずかしい思いすら感じました。

うちも週に2回はありがた家さんに行きますし、学童保育も週1で行く予定にしています。

「もっと自分で子供を見るべきではないか?」などと気まずくなるくらいです。

でも、長男も母親といるよりはたくさんの人と接するほうがホッとする年頃になってきました。

他にも作業所に就労体験に行きますし、プールもまたたくさん行くことでしょう。



長男のスケジュールはもう予定でビッシリです。Ρ

これも小さなうちからネットワークを張り巡らせておいたおかげです。

夏休みはあとになればなるほど(上級生になればなるほど)楽になります。

それだけ、しょうがい児の理解が増えて福祉サービスが充実してきたということと、やはり自分から外に出て行くということ(チャレンジ)の繰り返しが長男の支えになっていると思います。å

本人の努力と成長が何よりの財産ですね。