鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

司会の段取り

f:id:club-dandelion:20170816133255j:plain


夕べはちょっと手伝いまして、500ピースのパズルを完成させました

となりのトトロだと自分一人で2日で完成させるのですが、今回は絵柄が難しかったですかね。

完成するとここ数日の胸のつかえが取れるのか、テンションの上がる息子です

懸案事項が無くなったからでしょうね。



さて、もたもたしてたらもう水曜日です。

県大会の分科会が迫ってまいりました。 
 
話題提供文は先日掲載させていただきましたが、司会の挨拶も考えなくてはいけません。

先生のプロフィールは昨日簡単に作っておきました。

あとは締めのことばですね。

 

 

今日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございました。

県大会で自閉症を取り上げるのは異例なことです。

育成会の役割としては、障がい者の啓発活動、人権擁護、行政への要望、成年後見の普及などでしょうか?

そうした中、今回自閉症のみにスポットを当ててくださった事務局には大変感謝しております。

自閉症に関しては富山にも自閉症協会がありますし、そちらに任せておけば良いのかもしれません。

しかしながら、県内の大きな入所および通所施設は皆、育成会の傘下にあります。

その施設の利用者の多くは発達障がい者なのです。

こうした現実がある限り、育成会としても会員自らが自閉症について学ぶ機会があっても良いのではないでしょうか?

障がい者本人は最初から施設に入所するために生まれてきたわけではありません。

何か家庭に事情があってやむを得ず入所されたのならそれは仕方のないことですが、もしきちんとした支援がなされていなくて入所しか解決する方法が無かったとしたらそれはとても悲しいことです。

どうしたらパニックを防ぎ、どうしたら問題行動を防ぐのか、本人の理解力に応じた支援の仕方を学び、少しでも社会参加出来るように後押しするのも育成会の大切な活動の一つだと私は考えます。

こうした分科会が今後も開催されますことを願って締めの言葉とさせていただきます。

今日はありがとうございました。