鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

嫌な学校

前回の記事のことなんですが、私が作成したこのプリント、実は長男の同級生たちに配布する予定でした。
23枚プリントアウトして長男に持たせたのですが、結局は校長が許可してくれなくて配布できませんでした。
 
まあ。こんな学校です。
学校って本当に先生の考え方が色に出ます。
新しく高等部に入ってきた子の名前すらわかりません。
長女の高校でも連絡先は教えてくれなくてもある程度はわかったものですが、学校行事があっても「あの子何年生の誰?」ってこと多いですよ。
しょうがい児の通う学校に行ってることを隠しておきたいという親御さんの気持ちはわからなくもないですけどね。
おかしな世の中になりました。
私の文章はそんなに悪いですかね?
確かに我が子自慢の内容にも見えなくもない。
でも、そのこともよく考えて書いたつもりです。
少なくとも卒後は就労という形になるわけですから、今から心積もりしていくことは大切です。
特にうちの子などは重度の知的しょうがいですから、卒後のイメージは叩き込んでおかなくてはいけません。
「こんなふうに夏休みを過ごしたよ。」と他の子たちに教えて何が悪いのでしょう?
本当は高等部全体に配布したかったくらいですが、うちの子のことを知らない人に配布してもビックリされるだけだろうとわざと1年生に絞ったくらいなのです。
頭に来たので、昨日部活動の帰りに正面玄関でいろんな先生や親御さんに配布してたら校長先生が出てきてビックリしました。
 
私のプリントを見て、「それねえ。いろんな考え方の人がいるからダメなんですよ。」などと言ってました。
やっぱり最近クレーマー多いんですかね。
結構私の書いたものを楽しみにしている保護者も多いのです。
福祉の現状を知らない人が多いから、少しでも多くの人に情報を伝えてあげたい!!
この私の想いは間違っているのでしょうか?