児童デイサービスが危ない!!
昨日は長男の養護学校で、中3生を対象にした高等部の親子見学会がありました。
私も来春には高等部の入学説明会に出席しなければなりません。
えっ富山米さんところはこの前中学に入学したばかりなのにもう高等部と思うかもしれませんが、中学部生活なんてあっという間ですよ。
私が今から長男の社会自立に向けて濠を埋めていってる理由がお分かりいただけるでしょうか?
さて、今月号の「手をつなぐ」に恐ろしい記事が載っていました。
2年後のしょうがい者自立支援法の見直しで、学齢期の「児童デイサービス」が「日中一時支援事業」へと移行されてしまうというのです。
児童デイサービスは介護給付の中に位置し、国が直接行う事業です。
必要量が増えれば、その分国がお金を投じてくれます。
ところが、日中一時支援に移行すれば、市町村のみの裁量によって行われますから、予算の少ない市町村は支給量と単価を落とさざるを得ません。
記事では、「今でこそ3時間千円のところが出てきている。」と書かれています。
これで事業所はやっていけるでしょうか?
それこそうちの地域の事件ではありませんが、サービスの提供を止めてしまう事業所が出てくるのではないかととても心配しています。
そもそも「児童デイサービス」は療育を目的としたサービスです。
学校以外の場所で様々な経験により、豊かなコミュニケーション能力を高めていくといった目標で実施されています。
では、6歳以上の子にデイサービスなどいらないというのでしょうか?
6歳以上のしょうがい児はもう伸びる見込みがないというのでしょうか?
厚労省の今後の出方を見ていきたいと思います。