鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

富山県心身しょうがい者扶養共済。










最近新聞で厚労省が行っている「しょうがい者扶養保険」の掛け金が来春より値上がりするとありました。

ちょうど支援法の更新手続きがあったもので、役所に行ったついでに申し込み書をもらってきました。

この制度は富山では、「富山県心身しょうがい者扶養共済」といいます。

加入者(保護者)が死亡或いは重度しょうがいになったときに、しょうがい者に終身年金が支払われる制度で、1口なら月額2万円、2口なら4万円が支給されます。

片親のみ加入することができ、年令によって掛け金が違ってきます。

35歳未満     3,500円

35歳~40歳未満 4,500円

40歳~45歳未満 6,000円

45歳~50歳未満 7,400円 などです。

その掛け金が来春以降大幅に値上がりすると新聞で報道されたのです。

どっちみち今慌てて加入したところで来春値上がりすることには違わないのですが、私か旦那が45歳以上になると更に掛け金がアップするので加入しておこうかと考えています。

書類は加入申込書と告知書としょうがい証明書の3枚です。

しかしながら、父親にしろ母親にしろ加入者が亡くならなければもらえない年金。

もう片方の保護者が生きていればともかく、しょうがい者本人が支給の手続きをするわけもなく、兄弟児かもしくは後見人に託すしかないのかと思うと少し空しさを覚える制度ではあります。