あしたはきっと晴れ。
富山の自閉症の漫画「あしたはきっと晴れ」が書店で販売されてます。
今回はシリーズ3回目で<中学部編>です。
ネットでも購入できますので、他県の方もどうぞ購入してみてください。
自閉症児を持つ家庭の生々しさが、毎日の闘いと苦労が、成長と喜びが赤裸々に描かれた漫画です。
自閉症の娘さんのことをお母さん自身が描いているのでリアルさが増しますね。
これを読めば「光とともに」なんて嘘っぽく見えちゃいます。
夏休みを過ごしていると、養護学校が子供にお手伝いを進める理由が分かります。
視野の広がりです。
毎日の同じことの繰り返しで今まで見えてなかった細かなことが見えるようになってきました。
お茶碗拭きは家に限らずデイを利用したときもやっているそうですが、タオルで拭いたあと水気が残っていないか入念に確かめています。
コップの中にタオルを押し込んでギュギュッと拭いています。
洗濯物干しも夏休み当初はTシャツが傾いてても、ランニングシャツの肩が裏返っていても気にもしない感じでしたが、今は1枚1枚しっかり確認しながら干しています。
タオルのシワもピンと伸ばします。
こうした物ごとに集中する力、細かなことに気付く力はきっと就労したときに大きな基礎になることでしょう。