鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

もっと多くの人に

自閉症のワークショップを終えた後はいつもズシリと重苦しい気持ちになります。

何故家族は30年も40年も苦しんで来たのか?

誰も手を差し伸べてくれる人はいなかったのか?

もっと早くに恩師に会っていたら、少なくとも明るい光だけでも見えたかもしれないのに。。

 

そういう私ももしかしたら、今頃路頭に迷い、母子共々暗い日々を送っていたかもしれません。

偶然恩師がしらとり支援学校に赴任してこられたから。

偶然担任の先生が長期出張に行き、副担任が病気になったから。

私は自閉症という特性を基礎から学ぶことが出来たのです。

 

親はとにかく原因が知りたいのです。

今すぐ良い方向に向かわなくても、どうしてこうなってしまったのかを知るだけで良い。

恩師の話を聞くといつも気持ちがすっきりします。

何十回、何百回聞いても飽きません。

「なるほど」と合点がいくのです。

恩師にはまだまだ頑張ってもらわなくてはいけません。

そうして多くの悩める家族を救ってほしい。

私も微力ながらお手伝いさせていただきます。

 

 

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