鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

今までになく調子が悪い

今週の連絡帳は質問攻めでした。

27日の月曜日に息子が突然作業所の壁をバーン!!と叩いたらしい。

その時は同じ生活介護サービスの利用者とキャッチボールをしていて、切れる要素はなかったようです。

28日火曜日にはそのせいか沈んだ表情をしていたとか。。

まあ、いつも沈んだ表情なんだろうけど、昨日の今日でそんなふうに見えたのかもしれません。

 

確かにお正月明けから、ただでさえ私を避けまくっている息子が更に輪をかけて私を避けるようになりました。

とにかく目が合うと耳を塞ぎます。

この前高岡の鍋まつりに行ったときも、家に帰ってから私が鼻をかんだら怒ってたもんね。

ちょっといつになく聴覚過敏が酷くなってきたのでしょうか?

 

ということで、いつもは、

午前 組み立て

午後 ウォーキング

としか書かない連絡帳が、「家で何かありましたか?」、「家ではいつ怒ったのですか?」などと今週は質問攻めに会いました。

前の作業所では機嫌が悪いことはあってもものを叩くまでは至っていませんでした。

なんだろね。

環境のせいかな?

周りに知的障がい者しかいなくて、しかもしらとり支援学校のすぐそばに作業所があるので、昔のことがフラッシュバックしたんじゃないかなというのが私の考え。

支援員さんといえども息子にしてみれば学校の先生と変わりないわけだから、やいのやいの言われたことを思い出すのでしょう?

もちろん、母親の声や咳などに過剰に反応するせいもあります。

だいたい、他人に我慢している分、母親に来るのは当たり前。

これは、自閉症のワークショップでもよく見られることです。

ヘルパーさんとお出かけして楽しかったはずなのに、帰ってきていきなり母親に攻撃してしまうというのは、お母さんだから構わないのだという本人の理屈から来るんでしょうね。

息子の場合、冬だからというのもあります。

町じゅうや支援員さんがこれ見よがしにマスクをしていると、咳をするんじゃないかと息子も身構えてピリピリしてしまいます。

とにかく自閉性というのは過敏症といっても過言ではないくらい過剰にビンビンしていますから、それを考慮してやらなくてはいけません。

果たして、作業所の支援員さんたちはどこまで度量を広くしてくれるでしょうか?