療育とマラソン
療育とマラソンは瓜二つだ
初めは泣いて暴れる息子の手を引っ張って走った
次の夏には泣かなくなった
その次の夏にはデイサービスもろくになかったから総計100キロ走った
4年目からは日中一時支援が使えるようになったが、その代わりに走る距離を延ばした
知らない間に私を置いて走るようになった
5年の夏は3キロを走れるようになった
6年生になり、私は息子の半分しか走らなくなった
中学部ではとうとう4キロに延ばした
私は完全に伴走しなくなった
今ではただ見てるだけ
まさにマラソンは療育であり、療育とはマラソンだ
家庭生活も私は息子に指示を出して見てるだけ
立派になりました