ストーカー走法炸裂。。。
昨日は去年の駅伝と打って変わってジャンパーの手放せない日となりました。
長男はありがた家チームの第2走者として走ります。
私は小学生に紛れてコースを間違えないように分岐点で長男を待ちました。
何度も角を曲がって長男登場!
出ました十八番のストーカー走法
同じオープン参加の病院チームのお姉さんにピッタリくっ付いて走っているではありませんか
とにかくお姉さんの手の動き、足の動きを真似て前などろくに見てもいません。
お姉さんもいい加減ウザかったのでしょう。
途中でスピードダウンして長男を先に行かせようとしたのですが、長男も一緒になってスピードを落とし、折り返しても更に並走は続きます。
あとで聞いたところでは、スタート時は長男一人で走り出したそうです。
どこかでお姉さんに追いつき、「これはいい鴨が出来た!」と長男も思ったに違いありません。
結局コースのほとんどを仲良く並んで走り、最後は嫌気が差したお姉さんがラストスパートを掛け、長男を振り切ったそうです。
でも良いことが一つあって、お姉さんが一緒に走ってくれたおかげで目標の15分を切ることができました。
感謝の意も込めて、お姉さんにはあとで写真をプレゼントしておきます。
タスキの受け渡しのほうは、学校での練習の甲斐あって誰の手助けもなく上手にできたそうです。
スタート時はタスキをもらって走りながら自分で掛け、ゴールでも走りながら寸前でタスキを外し、次の走者に渡すことができました。
こんなことも一般の人から見れば何でもないことのように見えるかもしれませんが、影に養護学校の先生方のご指導があったことを明記しておきます。
去年は泣きべそとパニックの駅伝でしたが、今年はいろんな人に助けられて無事笑顔で走りきることができました。
ありがた家さんはじめ、学校の先生や誘導で熱い声援を送ってくださった地域の方々に感謝いたします。
駅伝にはマラソンでは味わえないものがあると思います。
マラソンは、「○○位だったね。」、「最後まで走ったね。」で終わってしまいます。
でも、駅伝には1位でもない、ビリでもない、「みんなで力を合わせて走った」という一体感があって私は好きなんですが、皆さんはいかがでしょうか?
長男の走りが全国のしょうがい児たちへのエールに少しでもなればと祈っています。