鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

孤独なランナー。

地元の駅伝大会が開催されました。

毎年、ありがた家さんの利用者さんと家族とスタッフの混合チームで走ります。

第1走者…ありがた家利用者の5歳の坊やのお父さん。
第2走者…長男君。
第3走者…お兄ちゃんがありがた家利用者の中3の女の子。長男と保育園の時の同級生。
第4走者…ありがた家利用の地元中学特殊級の中2の少年とそのお母さん。
第5走者…ありがた家のスタッフさん。
第6走者…長男の養護学校の先輩君。高等部1年生。

こんな個性の強い6人が心を一つに走りました。֥ϡ

各人2.4キロの道のりを途切れることなく襷を繋いで走ったよ。

今年は特にいつもよりジーンと来ました。ޤݤ



長男君はストーカーする相手もいなくて、孤独な一人旅でした。

途中、誘導ミスもあったり、誰に襷を渡したら良いのかわからなかったりと、混乱しっ放しだったけど、パニックにもならずしっかりと走り通しました。

長男君!!

ޥ饽君の走る姿は全国の重い知的しょうがい児たちの励みになるよ。

どんな子だって支援さえあれば、温かな心さえあれば、社会参加は可能なんだということをたくさんの子供たちに教えてあげましょう。



今日の頑張った写真を載せます。

2番手で襷をもらいます。上手く肩に掛けられるかな?
     

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さあ!スタートです。

     

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沿道のたくさんの応援団に後押しされてラストスパートです。

     

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今年はストーカー走法ができなくて、タイムを落としてしまいました。

それでも、伴走もなく一人で走ることはとても大変なことなのです。

いつもチームに加えてくださるありがた家さんに感謝するとともに、逞しく、頼もしくそだった長男君に拍手です。

 

 

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