鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

家庭訪問。

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写真は今日のプール。

富山もやっと真夏らしくなりました。

珍しく小2のチビッコが長男に絡んできました。

一生懸命ジャンケンしようとするんだけど、全部あいこになって諦めて行っちゃった。

公のプールならではの光景ですね。




先日、長男の家庭訪問がありました。

担任の先生はごくごく普通の先生で、話やすいし優しいし、長男のことを一生懸命知ろうとしてくれます。

中2と中3の時のアルバムを見せましたが、どんな行事のどんな瞬間にどんな表情をするのかいろいろと探っておられました。



それでも、「あれ?」と思うことがいろいろあります。

まずは、宿泊学習でのできごと。

沢歩きのグループになったのですが、「沢歩き用の汚れてもいいズックを持たせてください。」とあったのでそのようにリュックに入れておきました。

ところが、リュックを開く間もなくすぐに沢歩きに出ちゃったらしいですどんっ(衝撃)

長男は家から履いていったズックで歩くものですから、濡らさないようにと必死で岩の上ばかり歩いていたそうです。

そりゃそうでしょ。

 

ちゃんと履き替えてくれなきゃあせあせ(飛び散る汗)

また入浴の時ですが、どうせわからないだろうと私も入浴グッズをまとめてビニール袋に入れ、「おふろ」と書いておきました。

それでもお風呂上りに汚れてしまった体操服を着ようとしたそうです。

「どうしてきれいな服に着替えないのでしょう?どの子もみんなそうなんですよ。」と先生はおっしゃっていましたが、家ならすぐにパジャマに着替える子供たちもパジャマ以外の服だと何を着て良いのかわからないのも無理はありませんふらふら

更には宿泊学習では班行動をとりますが、同じ班の者同士触れ合うように仕向けたけれど、結局は「私にくっついてばかりいました。」ともおっしゃってました。

これも所詮自閉症ですから、友達よりは先生に頼る性質があることくらい頭に入れといていただきたいです。

担任の先生はまだ若いし穏やかな性格なので、小学校の先生だと保護者に人気が出そうな感じがします。

でも、養護学校の高等部なのですから、しかももう何年も重度級の担任をなさっているのですから、もう少し専門分野を勉強してもらえないかなあ。。。と感じる私なのでした。