鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

日本初!福祉喫茶大盛況!!



昨日は長男の学校の一日参観でして、外部団体ではありますが学校側の許可をいただき、校内で福祉喫茶を開店させていただきました。

予想をはるかに越える大盛況でして、嬉しい悲鳴を上げていた次第です。Ф

テーブルを囲む形で、お茶やお菓子を摘まみながら、楽しく参加できることが良かったのだと思います。

また、富山米が講師ですから合間に質問をポンポン入れられる気軽さもウケた要因かと思われます。

とかく勉強会形式にしてしまうと、「聞きたいけれど聞けない…」、「聞き逃したけどまた同じ質問をするのはちょっと…」となり、尻込みして結局はよく分からずに帰ってきたということになってしまいがちです。

ですが、「富山米さんだったら私に合わせた話をしてくれる」、「富山米さんだったら同じ母の立場で悩みや不安を共有してくれる」ということが今回の盛況につながったように思います。

アンケートを記入していただきましたが、どれも「またやってほしい!」、「定期的に開いてください!」といった声をたくさんいただきました。

本当にご協力ありがとうございました。



今回はお父さんまで駆けつけてくださいましたが、実際に保護者の様子を見て、やっぱり「障害者自立支援法」についてはチンプンカンプンなんだということがよく分かりました。

利用者は認定区分に分けられることすら知らない保護者がたくさんいました。

もちろん区分によって受けられるサービスも変わってくるのだということも知らないのです。

これでは子供が卒後にどこに行くのかも決められませんよね。

保護者の目線に合った勉強会なり講習会なりというのは本当に必要なんだということを実感し、またこれからも果敢にこうした企画を入れて行きたいと思っています。

まだ、福祉喫茶に来てくれた保護者は良いほうなのです。

むしろ、福祉喫茶にも顔を出さずに素通りしてしまう保護者のほうがとても恐怖だと私は感じています。



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写真は私の誕生日にいただいた花鉢です。

ありがとうϡ