鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

富山県手をつなぐ育成会大会

今日は富山県手をつなぐ育成会大会が開催されました。祝日

 

午後からは分科会が開かれました。

 

私は就労に関する分科会に参加しました。

 

提言者は50年間知的しょうがい者を雇用し続けているあるコンクリート会社の社長さんです。

 

お兄さんがしょうがい者になったことをきっかけに、先代の社長さんが知的しょうがい者を雇用するようになったそうです。

 

今年度から社内にA型事業所を立ち上げられました。ビル

 

元々は福祉雇用というのは社会福祉法人しかできなかったのです。

 

それが、しょうがい者自立支援法ができたおかげで、株式会社も福祉事業所を立ち上げることができるようになりました。

 

これは、しょうがい者にとっては有難い法改正ですよね。ニコニコ

 

こうした一般の会社が福祉サービスを展開する取組みが全国で広がっていくといいなあと思います。

 

 

 

一口にA型事業所を立ち上げるといっても職員を増やすとか色々と準備が必要でしょう。

 

でも、こちらの会社では古くからしょうがい者を雇用していた実績があるため、新しく支援員さんを雇う必要がなく、今まで従事していた従業員さんが今までどおり支援しています。

 

だから、実際新しく採用したのは事務員さんだけだったそうです。

 

また、長く社員寮と称してグループホームも運営しておられます。

 

就労と生活の両面のフォローが素晴らしいですよね。

 

就労移行事業と違って、A型の事業所というと期限もありませんし、そのままダラダラと利用しがちになりますが、正規雇用に向けて個別にカウンセリングを行い、個々に目標を設けて仕事に励んでおられるそうです。

 

こうしたしょうがい者雇用に積極的な事業主さんがもっともっと富山に増えてほしいなあと思います。目

 

 

 

分科会では私も二つほど質問させていただきました。

 

でも、驚いたのは他の保護者も結構語りたがることです。

 

私のようにパー手を上げて質問するまでの度胸はなくても、皆さん心の中では聞いてもらいたいことがたくさんあるようですね。にひひ

 

せっかく育成会という大きな組織があるのですから、同じしょうがい児(者)の親同士大いに語り合ったらいいのになあと強く思いました。

 

続きはまた明日。。。

 

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