鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

しょうがい者計画・しょうがい福祉計画

富山市の広報に「2月に富山市しょうがい者計画・しょうがい福祉計画』を策定するにあたり、地域懇談会を開催します。」とあります。

どんな人でも参加できるとあるので近くの開催場に行ってこようと思います。



しょうがい者計画というのは、啓発活動や広報活動、生活環境、教育・育成、雇用・就業、保健・医療、情報・コミュニケーション、国際協力というふうになっています。

しょうがい者基本法に基づくもので、今までは市町村の努力義務だったのが、今年の4月からはっきりと義務に変わるのです。

しょうがい福祉計画というのは、主にしょうがい者自立支援法によるものです。

地域生活支援事業(相談事業・移動支援・地域活動支援センターなど)の必要量と見込み量を算出し、計画を立てることです。

また、新たに知的や精神など入所している利用者が地域に移行する数値も出さなくてはいけません。

認定区分によってどれだけの人たちが地域に帰ってくるのか、各市町村では算盤をはじいているところでしょうか?

このように数値によって福祉に割り当てられる予算も決められてしまいます。

私たちにとってはどちらもとても重要な計画だと言えます。



先週のƥ福祉ネットワークでも、グループホームや移動支援について取り上げていましたね。

グループホームでは、1人当たりの支援費が区分によって減らされたため、人件費削減により世話人が2人から1人に減らされてしまったとありました。

また、重度の身体しょうがい者の人の支給量が3分の1になってしまったため、週に1度しか外出できなくなってしまったともありました。

事業所へ入ってくる利用料も市町村でものすごい格差が生じています。



我が子にとってどれだけの支援があれば家族みんなが楽しく幸せに暮らしていけるのかを1度明確にしてみてはいかがでしょうか?

デイサービスも毎日がいいのか、それとも週に1度で済むのか、或いは臨機応変にその時その時に利用できるよう柔軟なほうがいいのか、1年間の計画を立ててみたらいいかもしれませんね。

それがやがて大人になったときのケアプランに役立つと思いますよ。