鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

今年もありがとうございました。

明日にはもうお義姉さんが帰ってくるので、今日で今年のブログを閉めさせていただきます。

6月に楽天のほうに移転して以来、たくさんの方にご訪問いただきありがとうございました。

また、グーからのお友だちも引き続きご贔屓いただき大変嬉しく思います。



今年一年は子供たちもそれぞれの新しい環境の中、個々の力を存分に発揮して良い一年になりました。

親の心配をよそに子供とは逞しいものですね。

それを痛感しています。



また、地域でのしょうがい児理解も目覚しく進歩いたしました。

地元の社会福祉法人では子供たちへの余暇活動をいろいろと提供してくださいました。

ほんの2~3年前までは考えられなかったことで、子供のうちから見守っていこうとする社福の誠意をありがたく感じた一年でした。

また、「ありがた家」という富山型デイサービス事業所もできました。

今までの富山型はしょうがい児も預かるとはいうものの、知的しょうがい児にはなかなか理解を示してはくれないところが多かったのです。

そんな中、「どんなお子さんも一つ屋根の下でみんなで楽しく過ごそう!」と誘ってくださるありがた家さんの心に涙した半年だったと思います。

今までは社福のほうでも日中預かりがあったわけですが、どうしても一つだけだと不便なことがたくさんあります。

来年以降も様々な事業所がそれぞれ特長を活かして活躍されますことを願っています。



さて、この地域でも福祉サービスが充実してきたわけですが、これで十分だというわけではありません。

「しょうがい者自立支援法」の施行に伴い、今後は子供たちの将来的なことも視野に入れていかなくてはいけなくなります。

しょうがい者は生まれた地で生きてこそ本当の姿です。

そのためにも彼らが死ぬまで充実した福祉サービスが得られるよう、私も微力ながら様々なところに働きかけをさせていただきたいと思っています。



来年の3月辺りからまたちょっと忙しくなる予定です。

今後とも尚一層ご支援いただきますようよろしくお願い申し上げます。

皆様良いお年をお迎えください。