老人保健施設の裏技
今日は年寄りの話。
年寄りの入所している施設のコーディネーターさんに裏技を教えてもらいました。
裏技というほどのこともないのだけど、福祉サービスの穴を突いたような技。
老人保健施設はご存知の方もいらっしゃるでしょうけど、3ヶ月ごとの利用です。
3ヶ月入所したら、3ヶ月自宅で過ごし、また3ヶ月入所するという流れ。
まあ、中には誰も見る者がいないからとずっと老健に入ったままの人もいますが。。
そこで、どうするかというと、わざと月の半ばで退所するのです。
そうして、月の後半を全部ショートステイに当ててしまえば良い。
何故ショートステイを使えるかというと、入所と在宅サービスは全く別物だからです。
普段は毎日デイサービスに行ってるところを、月の半分入所していたため、在宅サービスの利用量が丸々残っています。
その利用量を全部ショートステイに使えば良いというわけ。
その逆も有りで、次回入所させる時は、まず月の前半にショートステイを使い、そうして、月の半ばから入所させれば良いのです。
実質約4ヶ月は入所させられるわけですね。
だから、嫁の私としては合間の2ヶ月だけ何とか頑張れば良い。
有難い話です。
けじめとして、入所とショートステイの切り替えをする際には、2泊だけ家に戻らなくてはいけないそうです。
2泊だけならすぐですよね。
こうした老人保健施設のような施設、障がい者にも欲しいと思いませんか?
生涯入所させてしまうのはちょっと気が引ける。
だけど、「今ちょっと不安定なので2,3ヶ月だけ預かってもらえないか?」という人は意外に多いはず。
入所じゃなくてもグループホームでも構いません。
「親が入院するので、冬だけ預かってほしい。」みたいなサービスがあれば大いに助かるのではないでしょうか?
国がやらなくても、自治体のサービスにしてしまえば良い。
既存のショートステイではちょっと足りない。
中期入所という新たなサービスがこれからは必要になってくるのではないでしょうか?