鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

25周年おめでとうございます。

富山型デイサービスの共生フォーラムに行ってきました。

今年は富山型デイサービスが出来て25周年なんだそうです。

第一号の事業所「このゆびとーまれ」の利用者や職員とが壇上にあがり、参加者全員でそれを祝いました。

 

 

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奇しくもうちの息子と富山型デイサービスは同い年。

平成5年生まれでございます。

何か感慨深いものがありますね。

富山型デイサービスの一番の素晴らしさはどこにあるかと言えば、老人なら老人だけにスポットを当てれば良かったものを、わざわざ苦労して障がい者も仲間に入れたことではないでしょうか?

障がい者は山の上の施設で過ごせば良しとしていたものを、街中の施設で面倒を見ましょうと決断されたところに富山の福祉の躍進が見られるのだと私は思います。

そうして国をも動かし、「共生」を掲げたことが富山型デイサービスの功績です。

そして、奇しくも息子は富山型デイサービスと歩んできました。

まさに富山型デイサービスが息子を育てたのです。

息子が今あるのは、すなわち富山型デイサービスの浸透のおかげと言っても過言ではないでしょう。