見えない力
育成会で何度も講師をして頂いた自閉症スペクトラム支援士の先生にジグソーパズルを贈ったところ、所属の学校に暫く飾っておくと言われました
卒業生でもないのに、何故か息子の作品が他校に掲示されます。
人はどう転ぶか分からんもんですね。
息子が中学部の時ように今も率先してお手伝いをする子になっていたら、私はジグソーパズルをさせようなどと思い付かなかったでしょう
ビデオやインターネットに興味があれば、そればかりさせていたと思います。
息子の場合は咳パニックで母親を避けるようになったことが転じてジグソーパズルへと向かいました。
眠っている才能をどう掘り起こすかは周りの支援者に掛かってきます。
また、才能が見えているのにそれを開花させていない場合もあるでしょう。
本人が作った工作を「ガラクタだから〜」と処分したりしていませんか?
自閉症の特性をよく理解し、どうしたら良い方向へと導き出すことが出来るのか、家族もそして教育関係者も今一度考え直して頂きたいと思います。