酒屋の息子
11日の障がい者の成人式に例の酒屋の息子も来ました。
どうやら一人で来たようです。
第2部のパーティの会費も自分の分だけ払っていたと同級生のお母さんが言ってました。
一般就労している子も一人で来ていたので別に不思議なことはないのですが、受付で名前も言えない子をどうして一人で行かせるのでしょう?
忙しいのなら、せめて受付だけでも保護者が付いてあげてはどうかしら?
他の子は保護者と美味しく料理を食べているのに気の毒なものです。
更には翌日の地域の成人式です。
酒屋の息子は10分遅刻してきました。
恐らく定時に来たもののどうして良いのか分からず、ウロウロしているところを行政センターの人に見られて連れて来られたのでしょう。
私の息子の横に座らせられました。
酒屋の息子はうちの息子がいるのに気付いて少し安心したようです。
式典が終わってひな壇で記念撮影する時も息子のあとを付いてきました。
その後、私が息子と同級生たちの写真を撮っている間もジッと私たちの様子を伺い、アトラクションになった時も息子の横に座わりました。
うちの息子がいたから良かったものの、いなかったら本人はとても困惑していたでしょうね。
それにしても両親は写真の一枚も撮ろうとは思わないのかしら?
今までのことを考えると家に帰ってから家族で写真を撮ったとは考えにくい・・。
帰りは一人でトボトボ帰って行ったとあるお母さんから聞きました
せめてもの救いは本人が自分が不幸だと自覚していないことです。
自覚することが出来たらきっと寂しくてたまらないと思う。
でも、スーツを作ってもらえて良かったね。
中学部の時から夏はいつも同じJリーグの青いTシャツばかり着ているので作って貰えないのではないかと心配してました