鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

美しい涙

昨日、長男が体験から帰ってきてから、役所の地域福祉課を訪ねました。
長男の学校の卒業生と待ち合わせして、異動される職員さんに花束を渡しました。
卒業生の子は少しだけ話せるので、「あ~りが~とー!」と言ってもらいました。
職員さんは涙を流して喜んでくれました。
良かった。挨拶できて。。。
美しい人は涙も美しい。
長い間いろいろお世話になりました。
この卒業生の子の担任の先生は元々県立高校の英語教師でしたが、このたびの異動で再び県立高校へ戻られます。
3年の期間限定で普通高校から特別支援学校へ体験赴任することはよくあることです。
ところが、この先生。
すっかり特別支援教育に魅せられて、わざわざ免許を取り、異動も「希望無し」にしたそうです。
しかしながら、期限どおり県立高校に戻ることになりました。
卒業式には大泣きされたそうです。
しょうがい者に携わることに情熱を燃やし、懸命に支援してくださる方はたくさんおられます。
その人たちの思いに応えるためにも、しっかりと子供たちを育てていきたいなあと思っています。