鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

耳で聞いてない!

自閉症の特性が出たエピソードがありました。

夕べ、私はハンバーグをこねていました。

両手が塞がっているため長男に「コショウを入れて!」と頼みました。

上手にポンポンと振り掛けてくれます。

隣のガスコンロでコンソメスープを煮ていたのですが、それにも「コショウを入れて!」とお願いしました。

そしたら、今度はほんだしの瓶を手にするではありませんか!! (〇o〇;)

汁物にはほんだしと思い込んでいるんですね。

このように自閉症者は耳よりも今までの経験や場の雰囲気を優先させてしまうようです。

だから、「何回言ったらわかるの!」と叱ったところで徒労に終わります。

本人は聞いてないんですから。。。

周りの人間が自閉症の特性をきちんと理解し、サポートしていくことが肝心なんですね。

自閉症者からすれば、私たちがしょうがい者に見えることでしょう。 (^_^;)