鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

自傷行為

自分の頭や顔を叩くなどの自傷行為を止めさせるのに必ずしもが最適とは言わないけれど、でも他に方法がなかったら飲んで試してみても良いのではないでしょうか?
少なくともうちの長男はとても良い子になりましたし、ヘラヘラ笑いすぎかな?と思ったりするけれど、今年の担任はお嬢様育ちでいらっしゃるから問題行動起こすと何言われるかわからないところがあるから、これで良かったと私は思います。
私も汗噴き出すくらい咳を我慢しなくて済みますからね。
それでもどうしても薬に抵抗があって飲ませたくない親御さんは、本人が頬っぺたガンガンやって黒ずんでいるのに、「叩くなって言えば手を止めるし、前なんかスーパーで血だらけになったこともあるけど、その頃に比べたらあんまし叩かなくなったし、別に担任も『薬飲ませてみれば?』とは言われんし・・。」と延々と語ります。
確かに精神科に受診すれば、嫌でも薬を処方されてしまうでしょう。
何のアドバイスもされず、すぐに薬の力に頼ろうとすることに抵抗があるみたいです。
私も大学病院の先生が「何か困ったことはありませんか?」って向こうから行ってくれなかったら、安定剤など飲ませようとは思わなかったはずです。
何とか自力で咳パニックを改善しようと今頃躍起になってたと思う。
元々てんかんの薬を飲んでいたことで薬に対する違和感も抵抗感もなかったしね。
ということで、自傷行為については医療の進む今でもなかなか改善されない行為の一つです。

本人はきっと苦しいに違いないことは確かなのですが。。。