鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

就労・進路支援体制整備検討小委員会

Img_247836_10075689_0

昨日は先日に引き続き会議に出席してきました。
タイトルどおり昨日の議題は発達しょうがい者の就労に関する支援を検討するものでした。
就労のことなので、先日の早期支援よりは私も興味深く参加させていただきました。
私は無知なタダの主婦なので、富山県に「若者就業支援センター」なるものがあることすら知りませんでした。
ニートに対する就労を支援なさっているそうです。
しょうがい者の就労・生活支援センターならよく存じておりますけどね。
一つの事例を挙げますと、大学院を卒業した人が職を転々としてなかなか仕事が続かないので発達しょうがい者支援センターへご相談に来られたそうです。
大学院を卒業するくらいですから自分でもしょうがいについては自覚されていましたので、ユニクロに「しょうがい者枠」で採ってもらったそうです。
ユニクロはさすがに大企業でいらっしゃって、しょうがい者でもお給料が17万円なんですねがく〜(落胆した顔)
私が勤めたいくらいです。
ところが、その方は入社してまだ2~3週間なんですけど、すでに「僕はこんなことをしたかったわけではありませんexclamation」と訴えていらっしゃるそうです。
困りましたねたらーっ(汗)
発達しょうがい者にしろ、知的しょうがい者にしろ、就労に関しては非常に厳しい状況におかれています。
まだ長男のほうが行く先が見えていて幸せなのかもしれませんね。
自分はこのような会議に出席するほど地位も名誉もなく、ただ丸投げされただけなのですが、その分学んだり考えさせられることが多かったように思います。
何の因果でこのような会議に出席しているのかわかりませんが、とても得をしたような気分で帰ってきました。
あっ!私の意見ですか?
もちろん長男を含めて、子供たちの将来のことを出席したお偉いさん方によーくお願いしてきました。