鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

誰でもスターになれる!

今朝の地元新聞に知的しょうがい者の方の絵が載ってます

優秀賞だそうです。

上手いんだかどうだかサッパリ私にはわからないこの絵。

長男の同級生たちのほうがよっぽど上手だったりして…。



要するに持って行き方だと思うのです。

知的しょうがい者の親御さんたちが、我が子にも何か励みになるようなものをとワークショップを運営します。

それが新聞社の目に止まり、スポンサーになって定期的にギャラリーを開くようになる。

新聞社主催の芸術賞に応募しないかと声を掛けてもらえる。

日の目を見ないような人が注目を浴びるようになるのです。



別に芸術的なことじゃなくても構いません。

例えばうちの長男は普段は田んぼの回りをグルグル走っています。

ジョギングするくらいならよくあることですから誰も注目などしません。

ところが、一たび駅伝大会でゼッケンを付け、たすきを掛けて走れば、沿道からたくさんの声援を受けてヒーローになれるのです。



私はこうした取り組みをぜひ全国のしょうがい児のお母さん方にもやっていただきたい!

誰でも我が子をヒーローにすることは可能なのです。

重度のしょうがいがあっても、むしろ重度だから注目されることもあるはずです。

多くの人の心を引きつけるのは、ほんの少しのアイディアとネットワーク作りだと思います。

頑張ってみてください。