鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

生活介護事業所。

14日にお母さん方数名と行ったのは生活介護の事業所でした。

コンテナを2つくっつけた様な、外観はみすぼらしい施設でしたが、中は結構それなりに広くて悪くはありませんでした。

ここは肢体不自由児の親御さんたちが声を上げて作った施設です。

そのため、9割方車椅子の利用者さんでしたが、知的しょうがい者も受け入れていると市のΡ福祉たよりにあったので行ってきたのです。

知的でも作業ができない子はたくさんいます。

その子たちを卒後どこに通わせるかが頭の痛いところ。

今、いろんな情報を仕入れているのが富山米の仕事です。



施設長さんに話を窺うと、特に知的しょうがいを避けるようなことは言われませんでした。

去年までは基準該当と言われるもので寝たきりの利用者さんでも7千円の単価しか見込めなかったものが、支援法に基づくサービスを始めたおかげで区分6の人だと1日12,000円に単価が上がり、「おかげで黒字になった。」と喜んでいました。

支援法で儲かるようになった事業所もあるのですね。

全館床暖房で、入浴もできます。

日中活動もユルユルで、文化活動的なものや、散歩やショッピングといった楽しい活動が多かったです。

養護学校には病弱な知的しょうがい児も多いですから、私は快適なところだと判断しましたが、さて本人や親御さんは気に入りますでしょうか?



話は変わりますが、今さっき福祉課から帰ってきたところです。

生活介護についてアレコレ聞いてきました。

どうも行政側としては、「生活介護」よりは「就労継続」を利用させたい意向なのが見てとれます。

特に知的しょうがい者は動けますから、作業ぐらいできるだろ!と思われるのかなあ?狼

でも、本人が希望するサービスを提供するのが何より大切なことですね。