成人保育?!
最近は福祉サービスも充実し、どこの養護学校でも学童保育をやっています。
しょうがい児の母でありながら働く人が増えてきています。
というか、無職の人を探すほうが大変かもしれません。
25歳でしょうがい児を生んだとして、その子が養護学校を卒業する頃になってもお母さんはまだまだ働き盛りです。
おまけに下の兄弟児たちは皆大学へ進学希望しています。
大学の授業料は学部にもよりますが、国立でも80万から100万円。
私立で県外ならとんでもないことになります。
頑張って働かなくてはなりません。
ところが、福祉就労の現場は朝9時に始まって3時にはお迎えです。
パートを辞めなくてはいけません。
学童保育なんて卒業したら使えませんし、福祉サービスも月の利用量に制限があります。
「もっと5時くらいまで働けないのかしら?」
こうした問題がこの先噴出してくるでしょうね。
そもそも福祉就労は何故3時に終わるの?
能力的に3時くらいが限界だとしても、サービス業なんだからその後も預かってくれたっていいじゃないの?
もう少し融通が利く世の中にならないのかしら?
卒後も様々な問題が起きてきそうです。
私たちが福祉制度に自分を合わせるのか?制度が私たちに合わせてくれるのか?
イタチゴッコはずっと続いていくのでしょうね。