鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

もう子供じゃないんだ?!

昨日は午後から長男と出掛けました。żå

まだお昼を食べてなかったのでレストランへ行き順番待ちの椅子に腰掛けていると、店員さんが私ではなく長男に「お2人様ですか?」と呼び掛けました。

なるほどー。

風貌はもう立派な普通の青年なのですね。ܤ



100円ショップのレジは長男に任せている私。

もちろんお金など理解不能なので、見合った小銭を持たせます。

淡々とお金を払う様子にこれまた店員さんが、「このままでいいですか?」と尋ねました。

1品しか買わなかったので、店のシールだけでいいかと聞いてきたのです。

何か言われると、条件反射で「アン」と答える長男は、シールを貼ってもらって戻ってきました。



見掛けだけではしょうがいがあるとは分かりにくい知的しょうがい。

だからといって、「僕にはしょうがいがありますѡ」と札でも下げれば、反って偏見を持たれてしまいます。

それが嫌な私。。。

知的しょうがい者を理解してもらうには、一般の人が自然に知的しょうがい者と接する機会を増やしていくことが大切です。

イチイチ支援者が前に出て、「この人はしょうがい者です」と言わなくても、一般の人がごく当たり前にしょうがいがあると気付き、ごく当たり前に接してくれる世の中に変えていけば、本人も周りの人たちも困らないことでしょう。

そんな社会にしていきましょうね。