鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

急展開。

結果から言うと同居は先延ばしになりました。

ケアマネさんが言うには、年寄りは一時的な同居は認めているものの、再び自分の家に戻るつもりでいるというのです。

ケアマネさんの言葉の背景には、せっかくケアプランを立てたものの数週間でまた年寄りが自分の家に帰れば、別の地域包括支援センターへ仕事を移行し、一からプランを立て直さなければならない事務的な問題が横たわっているようです。

私から見れば歩くのも大変だし、入浴も困難に思うのですが、急な同居は運動機能の低下をもたらし、更には環境の変化による認知症の併発などいろんな弊害が出てくるというのです。

病院のソーシャルワーカーも聞き取り調査にきた調査員さんも皆口を揃えて同じことを言っていました。

下手に身内で協議するよりは、口振りは役人気質でもスパッと助言してくれたことで(少しは行政も役に立つこともあるのかな?)というふうに思いました。



ということで、年寄りの住む地域の包括支援センターで面倒を見てもらうように先週末や週明けはバタバタと段取りをしていました。

介護保険を使えば福祉用具も1コにつき、200円~500円程度で毎月レンタルできますし、購入しなければならない福祉用具も1割負担で購入できます。

そうして老夫婦でしばらく頑張って暮らしてもらい、いざとなったらいつでも同居できるように気構えだけはいつも持っていることにしときましょう。



今回頑張ってくれたのは長男でした。

土日もつまらない病院通いで不憫をさせました。ޤݤ

また、毎日夕方に内職を1箱やってくれるだけでも物凄く助かりましたよ。

これからもたくさん私を助けてくださいね。