鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

先輩方の功績。

県の育成会のお仕事をさせていただくと、いろんな先輩方とお話をする機会に恵まれます。

どの方も何十年と知的しょうがい児(者)のために働いてこられた方ばかりです。

またしょうがい児を持つ保護者でもあります。

育成会のいろんなことをドンドン知ることで、(これはとんでもない世界なのだなあ)という実感が湧きます。

たまたま私の子に知的しょうがいがあって、辛いこともたくさんあったけれど、でもまだまだ私は知らないことがたくさんあったのだということをこの年になってよく思います。

何十年も掛けて先輩方が支えてこられたものをしっかりと私たちも受け継いで後世へ伝えていかなければなりません。

育成会の理事および支部長は70名にも及びます。

その70名の人間が世代交代するには若い人たちを70名発掘しなければなりません。

「私には関係ないことだわ。」などとは言ってはいられないことなのだと痛感しました。

知的しょうがい児も含めて、発達しょうがいと呼ばれる子供たちが増えています。

子育ては日々大変だけれども、我が子の心の内を分かってあげられるのは親でしかありません。

今こそ共に子供たちをしっかりと支えていこうではありませんか?ϡ