鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

僕が手をつなぐ理由。

今日はありがた家さんに行かせました。

送って行っても、「まあまあ。お母さん上がってお茶でもどうぞϡ」なんて熱いお茶を入れてくださるのが何とかもありがたい。

ついつい誰でも上がりたくなるそんな雰囲気がここにはあるのでしょう。



先週もありがた家の本家さんのܤ10周年記念パーティーӡがあって長男だけ連れていってもらいました。

夜に一人で出かけるなんて宿泊学習以外になかったことです。

うちの子にまで声をかけてくださるなんて、まさに「ありがたや。ありがたや。」ですね。ܤϡ



長男は春休みが今ひとつ苦手です。

それは先の見えない事柄が多いからでしょうか?

私が掃除してても洗濯してても「次は何をするの?」と詰め寄ってきます。ۤ

私も主婦ですから野暮用がたくさんあります。

銀行に行ったり、郵便局に行ったり、病院に行ったりetc。

長男は不安になると手をつないできます。ѡ

その手のつなぎ方も普通につないでくれたら良いものを、妙に力を入れてグイグイやってくるので歩きにくくてしょうがありません。ܤ



この前も探し物があって家具センターへ行きました。å

するとやっぱり手をつないできます。

2階に行くの?何だよ!3階かよ!?狼

何を探しているの?買わないの?ܤ

お店に入ったら買い物じゃないの?どうして買わないの?
ܤäƤ

言葉はなくても手の握り方が明らかにそう言っているように感じます。



不安だらけの春休み。

こんな精神状態でありがた家さんなどデイサービスを使ってスタッフを困らせていないかしら?

お茶をいただきながら見ていると、出してもらったキーボードを操作しながら大人しく過ごしていました。

デイサービス先では本人なりにどうして過ごしたら良いのか分かっているのですね。

少し安心しました。ܤϡ