鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

サークルを休止します。

かねてよりお知らせしていましたが、しょうがい児サークルの活動を休止させていただく旨を市の社会福祉協議会に報告しました。

敢えて解散しないのは、同じ地域に住む者同士、別れたところですぐまた明日にでも道で、スーパーで、デイサービス先で会うからです。

やがては再び、今度は子供たち自身が自分たちの力で余暇活動などを行っていく団体としてこのまま残しておくことにします。



平成11年6月に生まれたしょうがい児のサークルは、8年間の長い活動の中で一つの役割を終えたということで一旦幕を下ろすことにします。

その間、中高生との触れ合いや、タウン誌に取り上げられたり、福祉の町づくり賞に輝いたりと、数々の功績を残しました。

しょうがい児に対する地域理解が深まったのも、皆が一丸となって活動を継続してきたからこそのことです。

サークルメンバーには心より感謝申し上げます。



また、サブとして長男もよくやってくれました。

病弱でいつも活動を欠席したり、多動で目が放せない子であったならば、私もとても運営などできなかったと思います。

どんな内容の活動にもいつも落ち着いて取り組んでくれたことに感謝します。



全く全員が集まらないというわけではなく、これからもバーベキューをしたり、地域の行事にみんなで参加するなど交流を継続して深めていきたいと思います。

私自身は、しばらくの間育成会のほうで勉強させていただき、やがてはまた地元に帰ってきて子供たちのために某かの貢献をしたいと思っています。

先のことは誰も分からないですね。

みんながずっと健康で、そして幸せに暮らしていくことをこれからも祈っています。

長い間お世話になりました。

応援してくださった方々、どうもありがとうございました。

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