長野を見習え!!
全国でも福祉の進んだ都道府県として、北海道や長野県や滋賀県が上げられます。
今日は長野が取り組むしょうがい児のサポート事業のお話です。
国が行う事業には「居宅介護事業」、「児童デイサービス」、「短期入所」など難しいサービスばかりで一体どんな内容なのかチンプンカンプン分からないことだらけです。
長野市ではそういった難しい細かな福祉サービスをリニューアルし、市独自の「しょうがい児自立サポート事業」を展開しています。
まず、放課後や土曜日には「放課後休日サポート」とし、様々なクラブ活動や中高生を対象とした「部活動」などを行っています。
次にしょうがい児と暮らす家族の負担を軽減すべく、「24時間レスパイトサービス」を行っています。
また、個別の外出を支援する「外出サポート」も当然行われています。
ポイント制を導入し、利用者は1時間1ポイント1,000円として、その1割を負担することになっているようです。(バウチャー制度)
しょうがい児自立サポート事業
◎放課後休日サポート
放課後や休日等の日中における支援(放課後クラブ、余暇活動、グループ外出の付き添い等)
◎外出サポート
単独の外出時の付き添い、見守り
行動援護等の対象児は除く
◎いつでもサポート
夜間・早朝の時間帯に援護施設や民間福祉事業所で介護等のサービスを行う。
緊急時も対応する。
長野県全体では、しょうがい者自立支援法が日中一時支援や移動支援などのサービスを国が市町村に丸投げした形になってしまったのを逆手に取り、市町村が主体的に利用者の要求に合ったサービスを展開していこうとしています。
そういったところがなんとも羨ましい点です。
どうしてこういったことが私たちの住む町でも行われて行かないのでしょうか???
パニックを起こしやすい子には屈強な大人を付ける。
それでも手に負えない時には薬を飲ませる。
それでも尚ダメなら施設に入れてしまえ
そんなことの繰り返しを富山はずっとやってきました。
何故パニックの原因を探り、修正しようとはしないのでしょう?
何故本人本意の必要なサービスを提供しようとはしないのでしょう?
大切なのは薬の量を増やすことではなく、様々な関係機関が連携し合い、しっかりとしたケアプランを立てて実行していくことではないのでしょうか?
こんなことでは富山では若い人は怖くて誰も子供を作らなくなってしまいますよ。