鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

副担任パート2。

金曜は担任がお休みで、連絡帳は久しぶりに副担任でした。Ԥ

学習発表会も終わり、普通の授業に戻り始めたようです。

Ρ新しい単元の授業で、始めのうち意味が分からなかったようで、険しい表情だなあと思っていたら、男先生のくしゃみで机をひっくり返しました。

昨日も書きましたが、不安定な時の咳やくしゃみは、うちの子にとって起爆剤になるのです。å

私たちがイライラしている時に、周りで尚更うるさくされるとキレてしまうのと同じことです。

咳やくしゃみがひきがねになっているのです。

でも、副担はずっと長男の顔色を見ていてくれていたのですね。֥ϡ



副担は、長男がたとえ暴れても加減して暴れていると言います。

ガラス窓を叩くのも、割れないように考えながら叩いていると言うのです。

昨日も、机は引っくり返したものの、周りの子に迷惑かけないように綺麗にその場で裏返したそうです。Ӥä

家では大きな暴れ方はしませんが、たまに怒るとお菓子の袋に八つ当たりします。

煎餅などは粉々になりますが、これもこの程度に留めておこうと加減しているのかもしれません。

落ち着いた時に後悔するようで、割れた煎餅を見ながら「叩いたら割れちゃったね。」と指差していますが、それだけまだ長男が冷静な判断のできる子だと言えるのかもしれません。

授業が進めば落ち着いたようで、逆に「○○さんが咳をしたよ。」などと何度も副担に言ってきたそうです。

だからどうしても咳が嫌だというのではなく、その時の自分の気持ちを表す一種のバロメーターになっているのでしょうねえ。



中学部に入学して半年。

長男のことをしっかりと見てくださる先生ができたことを嬉しく思います。

以前はもっと神経質な時期もありましたので、今この程度の滑稽なこだわりも大した問題ではありません。

いろいろと先生と協議しながらやっていきたいと思います。