鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

副担任。

先日、学校へ長男を迎えに行ったとき、副担任と少し話をさせてもらいました。

担任ではなく、副担任を指名して。ɤ

副担はベテランの女先生で、自閉症の研究者でもあります。

内容は、これからの本格的な冬に先立ち、長男の「咳パニック」に対する対応と、コミュニケーションについてです。

咳については、大まかに三つ上げられると思います。

まず、完全に咳を克服すること。ですが、これは非常に難しい。

次に、怒ってもいいけどモノに当たらないこと。

ガラスを叩くなどの行為は、周りの人間に恐怖心を与え、いつも長男のことを警戒するようになってしまいます。

三つ目に、咳が聞こえても常に気持ちを穏やかにして、あまり気にならないような状態を保つこと。

自分の思っていたところとは違った場所に行ったり、嫌なことをさせられたりすることがないように持っていってやることが大切です。

新しいことを経験する時も、事前に何度も見通しをつけさせておくことが必要です。

こんなようなことを先生にお話させていただきました。



感情を表すカードなども、「何かただの顔だとしか思ってないみたくて・・。」と副担は苦笑いしていました。

自分の気持ちを表すカードだとまだまだ理解できないレベルのようです。ۤ

最近は長男も副担になれて、何度も話しかけてくるようになったそうです。