漢字がステータス。
長男の学年のお母さんから面白い話を聞きました。
クラスメートのお子さんが文字を書いていたところ、後ろで見ていた両親が「何で漢字で書かないんだ」、「それくらい書けるでしょ」と二人して叱り付けたらしいです。
中学部になると高いレベルを求める保護者が入学してきて困ることがあります。
「漢字が書けたって、卒業したら行くとこみんな一緒じゃない。」と呆れる私です。
どうもしょうがい児の親御さんは、小学校で平仮名が書けるようになり、中学校で漢字が書けるようになるのが一つのステータスだと思っている人が多いように思います。
でも、どんなに知的レベルを上げたところで、所詮訓練等給付を受けながら就労継続支援事業所などに通うのは目に見えています。
たとえ一般就労したところで、周りが健常者ばかりの中で漢字を書けることが自慢になるでしょうか?
しょうがい児への無用なスパルタ教育などやめましょう!
大切なのは、しょうがい児一人一人が住み良い社会になるように理解を深めていくことです。
そういうところに全力を注いでほしいですね。