鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

事故の余波。

長男の日中預かりをお願いしている事業所から連絡がありました。

9月より児童のデイサービスとデイケア事業(富山県単独事業)を申請しようと役所に出向いたところ、富山で起きた知的しょうがい児の事故で、富山型デイサービス事業所に対する認可が厳しくなると言われたそうです。

ようやく行政側も事故の重さを認識し出したようです。

このような事故が二度とあってはならないように、行政としてしっかりと監督指導していただきたいと同時に、一つの事業所の手抜かりのために、富山県全体のしょうがい児を持つ家族が迷惑を被ることにならないよう、福祉の充実に全力を注いでいただきたいものです。

やはり、それには利用する側と事業所側、各自治体の福祉担当者、学校がそれぞれ連携していくことが一番です。

あまり優良とは思われない事業所に対しては、自治体なり学校から改善するよう要求していくことも大切ではないでしょうか?

親御さん自身が運営に対して口出しするのはなかなかできないものです。

個別の教育支援計画もあることですし、様々な立場の人たちが子供を守るネットワークを形作っていっていただきたいと思います。

亡くなった少年のためにも、残された家族のためにも、そんな福祉社会であってほしいですね。