鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

短期入所と日中預かり。

長男は15分~20分ぐらいなら家で留守番ができます。

長男がご飯を食べていて、どうしても私がお姉ちゃんを駅まで送っていかなければいけない時は、「すぐ帰るからご飯食べててね。」と家に置いていきます。

私が帰ってくると、食べ終わって歯を磨いていたり、まだ敷きっぱなしになってる布団の上でゴロゴロしていたりします。

それ以上の長い時間は無理でしょうね。

特に何かいたずらするわけでもないでしょうが、長男自身がどうしたらいいのか不安になると思います。

支援費制度による日帰りショートステイを利用していましたが、秋からの自立支援法の本格始動により、短期入所は宿泊を伴うものだけになります。

一応、何があるか分からないので、短期入所は秋以降も継続して申請しようとは思っています。

問題は昼間の預かりですが、児童のデイサービスが18歳まで拡大されるものの、デイサービスとは本来本人のための制度で、秋からはそれを強化するため療育目的のみの利用となるようです。

そのため、ある程度しょうがいの回復が見られない中学生や高校生の利用ははほぼ絶望的でしょうね。

そこで、自治体が委託する形で、社会福祉法人なりNPO法人が「地域活動支援センター」を設置し、「タイムケア事業」を実施してくだれさば、日中預かりの問題も解決されるのですが、今のところ県内でこういった動きは見られないようです。

今は大人のしょうがい者の方のサービス提供を検討することが第一で、とても子供の分まで構っていられないというのが実情でしょうか?

そろそろ認定区分の申請も始まりますし、区分によっては施設やグループホームを出なくてはいけない人たちがたくさん出てきます。

成人のしょうがい者がいるご家庭では、こちらの方が大問題なのでしょうねえ。