鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

2000年8月31日(木)

とうとう最後の日がやってきた。

ラジオ体操もお終い。

よく頑張ったね。emoji

お母さんは明日の準備であれこれ並べている。

外履きのズックを出したので、僕は家の中を履いて歩き回った。

「そのズックの意味を知らないで。」とお母さんは脅かしていた。

いよいよ最後のランニング。

といっても、お母さんだけが最後なので、僕はまた明日から学校で走ります。

2kmきっちり走ってまいりました。

この夏よく走ったね。

僕はまた先生と一緒に走り続けます。

お母さんの勘違いで、杉小のプールは29日で終わっていたのでした。

午前中のうちに気づいて良かった。

パニクるところでした。

そうそう、いつもマラソンや課題やプールの話題ばかりで見過ごしてしまわれがちですが、

一番僕が評価してほしいのは家でのお手伝い。

あまりにも当たり前過ぎて見落としてしまいがちですが、僕はよく働きましたよ。

僕の中ではマラソンよりもプールよりも一番好きで、得意な分野です。

終わってしまった夏休み。

来年も再来年も更に飛躍したいです。

ありがとうございました。