鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

2000年8月11日(金)

お姉ちゃんが東京から帰省してきた伯母ちゃんと一緒に山の祖父ちゃんと祖母ちゃんのところへ行ってしまい、今朝は僕とお母さんと2人だけのラジオ体操でした。

お母さんの歩くペースで自転車をこいでいて、後ろからお母さんを轢いてしまい、怒られました。

午前中、学校から分厚い郵便物が届いたので、PTAの雑誌か何かかと思ったら、先生の宿題でした。

お母さんは、「アホじゃないが?」と怒っていました。

「こういうのは先生の仕事じゃないの?」とブツブツ言ってました。

お母さんは先生たち8人分の暑中見舞をせっせと書いていました。

ほとんど全部内容は一緒でした。

午後、小学校のプールまでまだ時間があるので、早速僕の名前のプリントを1枚やらされた。

本当は今そんな気分じゃなくて、暴れながら書いたけど、「初めてにしてはなかなかいいじゃん!」と、

お母さんは誉めてくれました。

やっぱり僕は袋文字をなぞるより、破線のほうが分かりやすくて得意です。

プールでは、僕は普段は周りの人なんか眼中にないのに、今日は2年生の女の子をしつこく追い回していました。

意外な展開でお母さんもビックリ!!

いつもチマチマ泳いでいるのに、お陰で今日はプールの端から端まで縦横無尽に泳ぎまくりました。

なんかバタ足も上手くなったし、息継ぎも1回だけ出来ました。