鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

2000年7月30日(日)

今日も朝からカンカン照り。

お父さんは児童クラブの廃品回収なので、朝8時から軽トラで出て行きました。

ほんとはお母さんも手伝わなくちゃいけないんだけど、

今日はたんぽぽくらぶのサークル活動の日で、僕を連れて支援センターへ行きました。

支援センターは僕の好きなボールプールや、大きな弾むボールがあって、たくさん遊べます。

今日はみんな海へ行っちゃったのか、3人しか集まりませんでした。

午後からは例のごとく、マラソン付のプール遊びでした。

35℃もある日射しの中、人っ子一人いないのに走らされました。

そのあとのプールの気持ち良さといったらもう。。。

お母さんは走ったばかりでよろよろなのに、お父さんに「エレクトーン動かすから吊ってくれ。」と言われ、

あの長い廊下を数10kgもあるエレクトーンを運んでほとんど死にかけていました。

プールから上がった僕は大掃除のお手伝い。

ガラスにマイペットをシュッシュッと吹きかけて、お母さんに誉めてもらいました。

リンゴやバナナに色を塗るのに緑や青しか塗らない僕を見て、

お母さんは「まあ、先生が何とかしてくれるでしょう。」と諦めていました。