鈴蘭日記

自閉症で重度知的障がい者の息子のお話です。

よろしくお願いします。

2000年7月23日(日)

今日は朝から物凄い日射し。

こんな日に限って部落の運動会なのだ。

お母さんは大会役員なので早めに出掛けた。

お姉ちゃんは友達と行ってしまったし、今日の僕のお守りはお父さんの役目です。

僕は小学生の100M走だけ出ました。

お父さんに手を引っぱられて、やっぱり涙をいっぱいにして走りました。

お父さんはその他の競技にいっぱい出てクタクタになっていました。

僕は暑さのせいで気持ち悪くなって、吐いてしまいました。

お母さんに「帰れ!」と言われて途中で帰りました。

12:00には運動会は終わったらしいけど、お姉ちゃんもお母さんも公民館の打ち上げで、

なかなか帰ってきませんでした。

僕はお父さんに連れられ、二人だけでご飯を買いに行きました。

お母さんは2:00頃やっとべろんべろんに酔っぱらって帰ってきました。

お酒を飲んでも僕のことは忘れないらしく、しっかり課題をやらされました。

でも、さすがにマラソンはする気力がなかったようです。

あー、良かった。